今年も夏休み恒例の親子の発掘体験教室の第1回目を実施しました。
猛暑日となった8月5日(土)でしたが、初めての体験に胸躍らせた18組39名の親子が元気に参加して下さいました。
発掘現場の大場遺跡(石川県立金沢向陽高等学校の敷地内)についての説明を受けた後、午前中は、休憩を挟んで2回に分けて発掘体験を行いました。なかなか遺物が出ませんでしたが、時々大物が出土し、結果に一喜一憂しながら、遺跡発掘の難しさを体感した親子も多かったように思われます。 午後は、掘り出した土器の洗浄とその文様を写し取る拓本体験を楽しみました。
洗浄は微妙な力加減が要求されます。強すぎると遺物そのものが溶けてしまい、弱すぎると綺麗になりません。親子で互いの様子を見ながら慎重に行っている姿がとても微笑ましく映っていました。 最後に、子ども考古学認定証と参加記念のまが玉を手にしたみなさんは、満足顔で発掘現場を後にしました。
なお、第2回目は、9月2日(土)に予定しています。