6/6(火)、明日以降天候が崩れるかもしれないということで、「縄文土器づくり」講座と職員の試作土器の野焼きを行いました。
まずは薪から距離を取って少しづつ土器の温度を上げていく、あぶりです。作品は40数個、昨年は土器を丸く並べましたが、過去の例を参考に今年は長方形に並べました。土器を薪に徐々に近づけ、全体が紫色になったところで土器を転がし、底もあぶっていきます。
午後は、薪を組み直し、薪の中に土器をおいての本焼きとなります。お昼頃に日差しがありましたが、曇り気味で一日中そよそよと風があり、作業にあたる私達としては過ごしやすい日でした。本焼きに入って2時間ほどで焼き上がり、薪を少しづつ下げ熱に耐えながら土器を取り出します。1時間ほど冷ましたあと作品を本館ホールに移動し、夕方には無事野焼きが終了しました。
《講座参加者のみなさまへ》このあと作品の返却を行います。お受け取りの際は段ボール箱を持ってくると安心して作品を持ち帰ることができますよ。