須恵器づくりを10月23日(日)に行いました。参加者は17名で、1日かけて須恵器の製作を行いました。今年の 講座では、陶芸未経験の方からプロの方まで、幅広い方が参加し、「杯(つき)」と「双耳瓶(そうじへい)」を製作しました。
最初に須恵器の歴史を学び、職員の製作実演を見学した後、参加者それぞれが自分の作品作りに取り組みました。初めての方はロクロの使い方に苦労していた様子でしたが、それぞれが個性的な作品を作り上げていました。また、今回は古代の技法で作品を製作したため、ベテランの方も現代の陶芸とは異なる作り方に、多少苦戦しながら杯や双耳瓶を製作していました。
皆さんが一生懸命に作品をつくった結果、最終的に52点の作品ができあがりました。これらの作品は、11月15日(火)から18日(金)の日程で、埋蔵文化財センターの登り窯で焼成します。
作品の返却は12月10日(土)からを予定していますので、楽しみにお待ちください。