出前考古学教室とは?
学校や公民館などの依頼により、学校教育や生涯学習の場へ埋蔵文化財センター職員が講師として出向くものです。センター保管の考古資料を活用した展示や講義、体験学習教材を利用した授業の支援などを行っています。
また学校の授業で活用できる本物の出土品からなる考古学教材の貸し出しも行っています。
具体的な内容については、個別に相談しながら、柔軟に対応いたします。お気軽にご相談ください。
対象 | 小学校、中学校、高等学校、公民館等 |
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経費 | 派遣する職員の旅費等は、県が負担します。(基本的には無料です) |
お申し込み | 電話またはご来館によりお申し込み |
お問い合わせ | 平日(月~金曜日)の9:00~17:00 普及啓発担当まで TEL 076-229-4477 |
考古学教材 1
・展示観察用縄文土器
・触れる縄文土器(縄文あり)
・触れる縄文土器(縄文なし)
・マグネット年表(長さ3m)
・縄文土器写真パネル
・縄文と弥生の調理方法違い
指導案 縄文土器はすごい
考古学教材 2
・石鏃3本(3セット)
・磨製石斧と打製石斧(2セット)
・黒曜石ナイフとマット(10セット)
・復原 磨製石斧と柄
・復原 打製石斧と柄
・竪穴住居発掘写真パネル
・復原 竪穴住居写真パネル
・縄文カレンダー
指導案 縄文人の道具箱 PDF
考古学教材 3
・触れる須恵器
・触れる土師器
・古墳時代の土器写真パネル
・奈良・平安時代の土器写真パネル
指導案 須恵器にみる国づくり PDF
主に小学校6年生を対象にした例です。それぞれの教材の組み合わせ方や授業の進め方は、学習目的や時間に応じ、相談しながら組み立てています。
出土品解説と古代体験を組み合わせたテーマ体験です。歴史授業の導入のみならず自然とともに生活していた縄文人の知恵を学びワザにふれることにより、総合的な学習効果も期待できます。
100分~110分(休み時間も含め2時限分程度)
1 ~ 5を個々に行うこともでき、時間の中で自由に組み合わせできます。
出土品解説とまが玉づくりを組み合わせたテーマ体験です。まが玉づくりは滑石を材料に作ります。自然の砥石で削って形を整え、弓錐を使って石に穴を開けるワザを体験し、古代の装飾を考えます。
60分~120分程度