弓波遺跡は、加賀市北部に位置する江沼盆地のほぼ中央付近にあり、西から北東に流れる八日市川と南からの尾俣川が合流する地点に広がる遺跡です。
北陸新幹線建設に伴う発掘調査が平成28年度に行われており、弥生時代から中世の集落跡を確認したほか、弥生時代後期から古墳時代前期にかけての碧玉製管玉などの石製品の製作地点や弥生時代終末期の方形周溝墓、古墳時代前期の方形区画溝、古墳時代中期から後期の古墳などがみつかりました。
今回はそれらの調査区域に接した範囲の調査を行うため、集落の広がりや遺跡の性格など、詳細がより明らかになるものと思われます。
遺跡名 | 加賀市 弓波遺跡 |
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時代 | 弥生時代~中世 |