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北陸新幹線は、令和6年3月16日に福井県の敦賀まで延伸開業しました。県内の工事区間(白山車両基地以西)は、延長約40㎞で、本線や駅舎整備にかかる発掘調査は平成25年度から令和2年度までの8年間に延べ、16遺跡、約10万㎡を実施し、約6千箱の土器や石器、木器などの遺物が出土しました。
今回は、能美市西任田遺跡・中ノ庄遺跡および小松市松梨遺跡を取り上げて、発掘調査の成果を紹介します。
・西任田(にしとうだ)遺跡・中ノ庄(なかのしょう)遺跡:弥生時代~鎌倉時代の集落跡
主な展示品:弥生土器(甕、高杯、無頸壺)、土師器(甑、甕、高杯、小型壺)、石器(石鏃、磨製石斧、打製石斧、磨石)、銅鏃、土師器皿、白磁
・松梨(まつなし)遺跡:弥生時代~江戸時代の集落跡
主な展示品:須恵器(墨書土器、人面墨書土器)、土師器皿
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