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公益財団法人 石川県埋蔵文化財センター

【開館】9:00-17:00(入館16:30)【休館】12/29-1/3

センター概要

施設詳細

センター各部屋詳細

   場所

            説明

1ホール

正面玄関から展示室や研修室に続く、開放的な吹き抜け空間です。最新の出土品や話題の遺跡について速報展示を行っています。また、研修室横には一般図書の閲覧コーナーを設けています。

2展示室

映像展示装置や多くの出土品を通して、県内の歴史に触れることができます。

3研修室

120人が収容可能です。ビデオプロジェクターや各種視聴覚装置を設置しているので、講演会等多目的な研修が可能です。

4特別収蔵庫

温度、湿度などを常に一定に保つとともに、防火対策も厳重に行われています。特に貴重な出土品や金属製品を保管しています。

5写場

大型の出土品や集合写真の撮影を行う写真スタジオです。ストロボ照明システムの導入によって、より自然な色調の仕上がりが可能となりました。

6調査部①

発掘調査を担当している職員が事務や作業を行う部屋です。各種事務や出土品の整理作業(実測、トレースなど)、発掘調査報告書作成などを行っています。

7修復作業室

出土品の復元を行っています。作業の多くは細かく割れている土器の復元で、破片が足りない部分は石膏や合成樹脂で補って本来の形に戻します。切削・研磨作業の粉塵対策のために、クリーンベンチを設置しています。

8金属製品保存処理室

金属製の出土品の保存処理を行っています。材質分析、内部調査、錆落とし、脱塩、接合・復元、樹脂含浸などの作業に必要なX線透視装置、蛍光X線分析装置、顕微鏡、精密噴射加工装置などの様々な設備・装置が設置されています。

9荷捌き室

出土品や資材の搬入を行っています。クレーン、可動式プラットホームが設置されているのでスムーズに作業を行うことができます。

10収蔵庫

65,000箱の出土品を収蔵可能な施設です。内部は積層棚による2層(階)構造になっています。収蔵された箱は、個々に位置情報などをコンピューターで登録・管理されています。

11定温定湿収蔵庫

保存処理を行った木製品など、温度・湿度の変動に弱い出土品を納めています。内部はエアコンによって一定範囲の温湿度に保たれています。

12低温収蔵庫

温度が5~7℃に保たれた大きな冷蔵庫で、中に人が入ることができます。保存処理前の木製品や漆製品などの腐食が進まないように保管しています。

13木製品保存処理室

出土した木製品をそのまま乾燥させると、収縮や変形して壊れてしまいます。それを防ぐために合成樹脂をしみ込ませるなどの方法で保存処理を行います。室内にはポリエチレングリコール含浸装置、真空凍結乾燥装置など大型の機器がならんでいます。

14洗浄乾燥室

発掘調査現場から持ち帰った出土品を洗浄しています。同時に10人が作業を行うことができます。北陸地方は湿度が高く乾きにくいので、強制乾燥装置を導入しました。

15整理作業室

出土品の整理作業(記名・分類・接合、実測など)を行っています。埋蔵文化財センターでは年間500箱以上の出土品があります。現地調査の終了後、これらの整理を経て調査報告書が作成されます。

16収蔵展示室

県内各地の遺跡から出土した全形がわかる土器を展示し、また縄文土器・弥生土器などにふれてみることができるコーナーを設け、団体見学などに活用しています。

17図書室

各都道府県の発掘調査報告書を中心に、考古学に関係する専門図書や雑誌など100,000冊以上の蔵書があります。その他、各地の埋蔵文化財センターや資料館のパンフレットを開架しています。

18情報処理室

センター内のコンピューターネットワークや資料管理システムを制御する各種サーバーコンピューターや通信装置が置かれています。また、出土品や記録資料のデータ登録・編集を行っています。

19資料保存室

発掘調査の記録(測量図や出土品の実測図、写真フィルムなど)を保存しています。フィルムなどが劣化・変色しないように、室内は常に温度・湿度を一定に保って管理されています。

20普及担当

出土品の保存管理及び普及啓発事業の企画・開催、展示公開などを行う職員が事務や作業を行なう部屋です。

21写場2

出土品の写真撮影と赤外線テレビ装置による文字や絵画の調査を行っています。

22調査部

6と同じ

23調査部

6と同じ

24定温定湿収蔵庫

定温定湿収蔵庫の2階部分です

25収蔵庫

収蔵庫の2階部分です

 

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