場所 |
説明 |
1ホール |
正面玄関から展示室や研修室に続く、開放的な吹き抜け空間です。最新の出土品や話題の遺跡について速報展示を行っています。また、研修室横には一般図書の閲覧コーナーを設けています。 |
2展示室 |
映像展示装置や多くの出土品を通して、県内の歴史に触れることができます。 |
3研修室 |
120人が収容可能です。ビデオプロジェクターや各種視聴覚装置を設置しているので、講演会等多目的な研修が可能です。 |
4特別収蔵庫 |
温度、湿度などを常に一定に保つとともに、防火対策も厳重に行われています。特に貴重な出土品や金属製品を保管しています。 |
5写場 |
大型の出土品や集合写真の撮影を行う写真スタジオです。ストロボ照明システムの導入によって、より自然な色調の仕上がりが可能となりました。 |
6調査部① |
発掘調査を担当している職員が事務や作業を行う部屋です。各種事務や出土品の整理作業(実測、トレースなど)、発掘調査報告書作成などを行っています。 |
7修復作業室 |
出土品の復元を行っています。作業の多くは細かく割れている土器の復元で、破片が足りない部分は石膏や合成樹脂で補って本来の形に戻します。切削・研磨作業の粉塵対策のために、クリーンベンチを設置しています。 |
8金属製品保存処理室 |
金属製の出土品の保存処理を行っています。材質分析、内部調査、錆落とし、脱塩、接合・復元、樹脂含浸などの作業に必要なX線透視装置、蛍光X線分析装置、顕微鏡、精密噴射加工装置などの様々な設備・装置が設置されています。 |
9荷捌き室 |
出土品や資材の搬入を行っています。クレーン、可動式プラットホームが設置されているのでスムーズに作業を行うことができます。 |
10収蔵庫 |
約65,000箱の出土品を収蔵可能な施設です。内部は積層棚による2層(階)構造になっています。収蔵された箱は、個々に位置情報などをコンピューターで登録・管理されています。 |
11定温定湿収蔵庫 |
保存処理を行った木製品など、温度・湿度の変動に弱い出土品を納めています。内部はエアコンによって一定範囲の温湿度に保たれています。 |
12低温収蔵庫 |
温度が5~7℃に保たれた大きな冷蔵庫で、中に人が入ることができます。保存処理前の木製品や漆製品などの腐食が進まないように保管しています。 |
13木製品保存処理室 |
出土した木製品をそのまま乾燥させると、収縮や変形して壊れてしまいます。それを防ぐために合成樹脂をしみ込ませるなどの方法で保存処理を行います。室内にはポリエチレングリコール含浸装置、真空凍結乾燥装置など大型の機器がならんでいます。 |
14洗浄乾燥室 |
発掘調査現場から持ち帰った出土品を洗浄しています。同時に10人が作業を行うことができます。北陸地方は湿度が高く乾きにくいので、強制乾燥装置を導入しました。 |
15整理作業室 |
出土品の整理作業(記名・分類・接合、実測など)を行っています。埋蔵文化財センターでは年間500箱以上の出土品があります。現地調査の終了後、これらの整理を経て調査報告書が作成されます。 |
16収蔵展示室 |
県内各地の遺跡から出土した全形がわかる土器を展示し、また縄文土器・弥生土器などにふれてみることができるコーナーを設け、団体見学などに活用しています。 |
17図書室 |
各都道府県の発掘調査報告書を中心に、考古学に関係する専門図書や雑誌など100,000冊以上の蔵書があります。その他、各地の埋蔵文化財センターや資料館のパンフレットを開架しています。 |
18情報処理室 |
センター内のコンピューターネットワークや資料管理システムを制御する各種サーバーコンピューターや通信装置が置かれています。また、出土品や記録資料のデータ登録・編集を行っています。 |
19資料保存室 |
発掘調査の記録(測量図や出土品の実測図、写真フィルムなど)を保存しています。フィルムなどが劣化・変色しないように、室内は常に温度・湿度を一定に保って管理されています。 |
20普及担当 |
出土品の保存管理及び普及啓発事業の企画・開催、展示公開などを行う職員が事務や作業を行なう部屋です。 |
21写場2 |
出土品の写真撮影と赤外線テレビ装置による文字や絵画の調査を行っています。 |
22調査部② |
6と同じ |
23調査部③ |
6と同じ |
24定温定湿収蔵庫 |
定温定湿収蔵庫の2階部分です |
25収蔵庫 |
収蔵庫の2階部分です |